難しい課題や問題に取り組まざるを得ないときあります。そんなときはつい尻込みしがち。まるで目の前を立ちはだかる崖を見上げるよう。そんなときには崖の横に階段(ステップ)をサクッと設置します。難しい課題や問題に対処する際には「よじ登り方式」ではなく「迂回ルート設置方式」が有効です
難しく感じるのは多くの場合、「何だかわからない」「無理」「どう進めたらよいか分からない」等があるからです
そのうち、無理感を軽減するために、ご自身にとっての程よい難易度で階段を設置します。一般に段差が大きい階段より、段差が少ない階段の方が登りやすくなります。例えば対処すべき案件が100件あるとしたら、100件を1段とせず1段を10件にして10段置します。体力が無い人が急な階段を登ると直ぐに疲れて嫌なります。それを回避するに階段数を増やして段差を少なくする。これと同じ考え
階段の段差の設定方法は分かりました。次に、どういった経路で階段を設置するかも考えます。これがいわゆる進め方です。進め方が見えてくると何だかわからない感が薄れますので一石二鳥です
設置したらゴールに向かって1段ずつ上がればいいのですが、「いつ完了するのか」と聞かれて「そのうち」と言うと怒られてしまうので、ペース配分を設定します。それによって1日何段登るのか見えてきます。階段が長くなる場合は、途中に踊り場(マイルストーン)をいくつか設置します。遠くのゴールを目指すより、先ずは近く踊り場を目指すことで、遠すぎず近すぎずの目標ができて気持ちが楽になります。踊り場には名前をつけて、チームの皆さんに共有します(マイルストーンレベルの共有)。これにより、あなたがどのようにして取り組んでいくのかチームの皆さんが分かりやすくなります。こうしておくとお手伝いをお願いしやすくなります。また、達成の筋道を整理しておくと、上長報告も簡単になります。分かりやすくしておくと不足部分に気付いてもいやすく、成功に導くためのアドバイスを貰いやすくなります。VVV-Victoryに近づくやり方です
ここまでお読み頂きありがとうございました <(_ _)>
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