人のせいにするとは

自分のコントロールでうまくいかなかったら、それは自分のせいです。他人のせいにするということは他人のコントロール下に身を置いているということに他なりません
人のせいにばかりする人は他人のコントロールから脱却しない人とも言えます。「これはあなたのせいだ！」と詰め寄ったところでコントロールされている側ですから言うほど偉くありません。しかも、他人の影響をもろに受けやすい体質ですから「どうするんだ」で終わってしまい、「さてどうしようかな」とはなりにくいのではないかと思います
「どうしてくれる」の人が海外の渡航先で飛行機が欠航すると大変です。多くの場合、1日1便しか飛ばしませんから、国内線のように次の飛行機で帰りますって事ができません。欠航した航空会社のカウンターに詰め寄ったところで来ない飛行機には乗れませんから、文句を言うだけ時間の無駄です
一方、日頃から「この問題はこうすれば防げた」とか「この問題の対処はこうしたほうがもっと適切だった」と顧みる人は、問題回避能力が上がっていきますので、人のせいにする時間より「さてどうしようかな」ってことに時間をとります。すぐさま同等の金額と出発時間の便を探し出すかと思います
他人のコントロールに身を置いていて不測の事態が発生したとき、自らどんどん動いて話を進めるってことが重要です。起きちゃったことは仕方ないですもん

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